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「麒麟がくる」有岡城の戦い 織田編1-2

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想像が膨らむ

蛍池駅ビルの裏手に「麻田藩旧跡」があります。

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麻田藩主であった青木氏はもともと美濃守護の土岐頼芸に仕えていたことから、もしかすると明智光秀とも顔見知りだった可能性も無きにしも非ず。

土岐頼芸は「麒麟」でも斎藤義龍を焚きつけたりして出番も多かったですね。

線路伝いに住宅街を抜けていくと「高校野球発祥の地・メモリアルパーク」があります。

昔は豊中グラウンドがあった場所で、いまは閑静な住宅街。

歴代優勝・準優勝校のプレートがはめてあります。

実は高校野球発祥の地だけでなく、高校ラグビー発祥の地(駅前に記念碑)でもあり高校サッカー発祥の地でもあります。

何故にこんなことになっているのかというと、小林一三が沿線の豊中グラウンドに大会を誘致しまくったからです(笑)

ちなみに高校アメフトも豊中高校と池田高校が発祥です。

原田城址から先は工場地帯

住宅街を抜けていくと原田城址があります。

原田城は応仁の乱以前よりあったようでそれを利用したのでしょう。有岡城攻めでは荒木村重をそそのかした(笑)中川清秀などが詰めていたようです。

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見学も可能ですが、土日の正午~15:30しか開いていません。

地図ではここから南下して西に曲がっていますが、さっさと西側の阪神高速空港線の曽根南町3丁目交差点で奥にある新豊島川緑道に入ったほうがよいです。

緑道に入れば一安心。

ここらへんは飛行機の着陸直下なので準工業地帯になっているため、交通量も多く空気も悪い。白鷺が小魚をつついていましたが緑道は砂漠のオアシスみたいな感じです。

緑道は途中で途切れますが、石畳は突き当りの旧猪名川まで整備されていて快適に散策できます。

やっと最後の椋橋城址

椋橋城址の場所は確定していないのですが、いまの椋橋総社近辺だといわれています。

池田恒興などが布陣したといわれており、猪名川の合流地点にも近く拠点としても最適でしょう。

椋橋総社はあの承久の乱発祥の地でもあるようで、訪れたときはのぼりが立っていました。承久の乱が1221で今が2021なので800年記念なんですね。

新しい発見があるのも醍醐味です。

また、鯉の神様を祭っており大阪の広島カープの聖地にもなっています。

鯉がカープの帽子をかぶっていました。奥にあるのは鯉塚です。

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最後はここから猪名川の中洲の合流地点まで出てゴールとしました。

さらに西に3kmほど先の塚口城も荒木勢から織田軍が制圧して、北東南から有岡城を取り囲んでまさに四面楚歌になったわけです。

次は荒木勢の支配域である伊丹周辺を散策してみたいと思います。

ありがとうございました。





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